東京ネズミ駆除同好会

都市生活者の生活様式が、ネズミに与える影響

スーパーのカゴ
Pocket

野生で暮らす野ネズミと違い、クマネズミなどの家ネズミは私たちの生活様式と密接に関わっています。

つまり都市生活者の生活様式は、確実にネズミの生態にも影響を与えているということになります。

今回は都市生活者の生活様式がネズミに与える影響についてまとめてみました。

私たちの消費生活とネズミの生態の関係を考察する

私たちの消費生活とネズミの生態について★

明治時代に至るまで、ネズミは金持ちの家に出るだけであって、一般の家に出ることは少なかったそうです。何故なら金持ちの家には食料の残り物がありましたが、一般の家には食べ残しなどネズミの餌となるものは殆どなかったからです。ですから爆発的に増えることはありませんでした。

ところが現代、私たちは豊かになり、食べ物を平気で残すことが増えました。その結果、ネズミたちに大量に餌を与えることとなりました。栄養的に満たされたネズミたちは健康な子供たちを次々に生み続け、やがて私たちの生活を脅かすようになりました。

ゴミ出しのマナーとネズミの生態について★

自分の住んでいる地域外のゴミ集積場にゴミを捨てることはマナー違反です。このマナー違反を犯したせいで、ゴミ集積場の管理者が管理しきれず、ネズミたちに餌を与えてしまっているという結果になっています。

またゴミ屋敷やゴミの不法投棄場所にネズミが営巣し、活動場所を広げることも、ネズミたちを増やす要因となっています。

深夜遅くまでの活動とネズミの生態の関連性について

24時間餌が食べられる★

都心部では24時間、街は動き続けています。それに伴い、24時間営業のコンビニ、ファーストフード店、スーパー、ファミレス、漫画喫茶、娯楽施設など、様々な業種から常に生ゴミが出続けていることになります。これはネズミにとっては、いつでもお腹を満たすことのできる環境が整っているということに繋がります。

24時間暖かい★

特に様々な企業が入っている大きな複合ビルでは、24時間ずっとと言っていいほど空調が効いています。これは特に寒さに弱いクマネズミにとっては都合のいいことで、冬でも夏でも過ごしやすいビルは恰好の住処と言えるでしょう。

ビルが立ち並ぶ都心とネズミの生態の関連性について。

テナントがたくさん入っているビルは駆除が難しい★

都心にはテナントがたくさん入っている複合型ビルがたくさんあります。そういったビルのどこか一つのテナントでネズミが発生した場合、そのテナントだけでなく隣や他のテナントでもネズミ被害が出てしまう可能性が非常に高くなります。その場合、ビル全体でネズミ駆除対策を行わなければならないのですが、実際はビルのオーナーや管理人が事態を重く見ず、対応が後手後手になってしまい、被害が広がってしまうという実情があります。

老朽化したビルがたくさんあって住処に困らない★

きちんと管理されているビルであればまだいいのですが、都心には老朽化したビルがたくさんあります。テナントの借り手が付かず、ほぼ空き室状態で人間という天敵がいないビルはネズミの絶好の隠れ家となってしまいます。またそういったビルは手入れがされていないため、ネズミの出入りできる穴やスキマがたくさんあり、ネズミにとってはやりたい放題です。人がいなければ餌もありませんが、実際には密接した近隣のビルには餌がふんだんにあるため、都心に住むネズミは衣食住に困ることはないのです。

その他のネズミ被害に関しての記事はこちら → 高齢者宅で増えているネズミの被害

まとめ

都市生活者の生活様式が、ネズミに与える影響についてまとめてみました。

食べたいものを食べたいだけ食べる、そして作りたいものを作りたいだけ作る、その中でそれぞれの人間がそれぞれの好きなように生きる…そんな生活様式がネズミたちにとって最高の環境を作っているということがわかりますね。

おそらくこれからもネズミ被害が減ることはないのだと思います。私たちの生活様式を改めない限りは…。

Pocket